古い家の登記が残っている
建て替えたのに古い建物の登記が残っている、名義が祖父母の代のまま——よくあるパターンと整理の仕方を整理します。
何十年も前の内容のまま登記が残っている実家——建て替えたのに古い建物の登記が残っていたり、名義が祖父母の代のままだったりするケースは少なくありません。この記事では、その整理の仕方を整理します。
この記事は、岡山で相続・空き家・成年後見の不動産をあつかう株式会社スマイル・エージェントが、実際の相談対応をもとにまとめたものです。制度や税の詳細は変わることがあるため、具体的な判断は自治体や専門家にご確認ください。
「古い登記が残っている」よくあるパターン
- 建て替えたのに滅失登記がされていない:取り壊した古い建物の登記が、そのまま残っています(建物滅失登記とは?)。
- 名義が数代前のまま:祖父母・曽祖父母の代のままで、数次相続(相続が重なった状態)が発生しています。
- 増改築の履歴が反映されていない:古い間取り・面積のまま登記が残っています(増築したのに登記していない)。
放置するとどうなるか
数次相続が進むほど相続人の数が増え、遺産分割協議がまとまりにくくなります(相続人とは?)。建て替え済みなのに古い建物の登記が残っていると、新しい建物の登記や売却の妨げになることもあります。
整理の進め方
- 1現況・登記内容の確認建物の現況と、登記簿の内容を照合します。
- 2必要な登記の洗い出し滅失登記・変更登記など、必要な手続きを整理します。
- 3相続人の確定戸籍を集め、法定相続人を確定します。
- 4まとめて手続き建物の登記と相続登記を、まとめて進めます。
古い登記ほど、関係する相続人の数が多くなりがちです。放置期間が長いご実家ほど、早めのご相談をおすすめします。
よくある質問
何十年も前の登記でも、今から整理できますか?
はい、可能です。年数が経っているほど相続人の調査に時間がかかることがありますが、順を追って整理できます。
数次相続とは何ですか?
相続が発生してから遺産分割や名義変更をしないうちに、次の相続が発生してしまう状態のことです。相続人がねずみ算式に増え、手続きが複雑になります。
建て替えた古い建物の登記はどうすればいいですか?
取り壊した建物については滅失登記が必要です。放置されている場合は、まずその確認から始めます。
何から手をつければいいか分かりません。
まずは現況と登記簿の内容を確認するところから始めます。必要な手続きの全体像を一緒に整理しましょう。
※本記事は一般的な情報の提供を目的としたものです。税・法律・制度の詳細や個別の判断については、自治体・専門家にご確認ください。