現物出資・法人化専門家コラム

不動産の現物出資とは? ― 法人化・資産管理会社の基礎

「所有する不動産を会社名義に」。相続・税の対策で検討される現物出資と法人化の基礎を整理します。

賃貸不動産などを多く持つ方が、相続・税の対策として「資産管理会社」をつくり、不動産を会社に移すことがあります。その手段のひとつが現物出資です。基礎を押さえましょう。

現物出資とは ― 現金の代わりに「不動産などの現物」を会社に出資し、その対価として株式を受け取ること。個人の不動産を法人の資産にする方法のひとつです。

なぜ法人化を検討するのか

  • 所得の分散(家族への役員報酬など)で、税負担を平準化できる場合がある。
  • 相続時に「株式」として承継でき、分けやすい・評価を工夫しやすいことがある。
  • 不動産の管理を法人に一本化できる。

主な注意点

  • 移転コスト:登録免許税・不動産取得税・登記費用がかかる。
  • 手続き:検査役の調査などが必要な場合がある(金額により省略できる要件も)。
  • 設計が複雑:税務・法務の検討が必要(税理士・司法書士、場合により弁護士)。
  • 必ず得とは限らない:規模・収益・家族構成で向き不向きがあります。

検討の進め方

  1. 1現状把握物件・収支・評価・借入を確認します。
  2. 2メリット試算法人化の効果を税理士が試算します。
  3. 3出資・移転の設計司法書士等と手続きを設計します。
  4. 4登記・運営開始移転登記し、法人運営を始めます。
当社の強み ― 対象不動産の評価・現況・境界の整理など「不動産側の実態把握」を担い、税理士・司法書士の設計を支えます。法人化ありきではなく、向き不向きから一緒に検討します。

よくある質問

現物出資とは何ですか?
現金の代わりに不動産などの現物を会社に出資し、対価として株式を受け取る方法です。
法人化すれば必ず得ですか?
いいえ。移転コストや手続きがかかり、規模・収益・家族構成で向き不向きがあります。試算が必要です。
誰に相談すればいいですか?
税務は税理士、登記は司法書士です。当社は不動産側の実態把握で支えます。

法人化、向き不向きから一緒に検討します

不動産の実態把握から、税理士・司法書士と連携した設計まで。まずはお気軽にご相談ください。

※本記事は一般的な情報の提供を目的としたものです。税・法律・制度の詳細や個別の判断については、自治体・専門家にご確認ください。

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